新しい、高精度のASPD計算式(R化後のASPD計算ズレ解消)
しかし、R化後のASPD計算式で計算した結果、実測ASPDとズレるケースもいくつかありました。
このブログでもズレるケースを調べたり、Roラトリオさんに投稿したりしてきました。
この度、Xeさんが新しいASPD計算式を導かれたので紹介します。
◆前提(今まで正しいとされていた、R化後ASPD計算式)
RagnarokOnline RenewalData Wikiによると、
ASPD基本式は次のようになっているとされていました。
■Str武器のAspd式(R化後 旧)
Aspd = 基本Aspd + Sqrt( Agi * 10 + Agi * 9 / 100 + Dex * 11 / 60) * (1 - Aspdペナルティ) + 盾補正
基本Aspdが144以下:Aspdペナルティ = 0
基本Aspdが145以上:Aspdペナルティ = ( 基本Aspd - 144 ) / 50
■Dex武器のAspd式(R化後 旧)
Aspd = 基本Aspd + Sqrt( Agi * 10 + Dex * 11 / 60) * (1 - Aspdペナルティ) + 盾補正
■二刀武器のAspd式(R化後 旧)
Aspd = 二刀基本Aspd + Sqrt( Agi * 10 + Agi* 9 / 100 + Dex * 11 / 60) * 1.04518
二刀基本Aspd = 右手武器基本Aspd + (左手武器基本Aspd - 194 ) / 4
この後、次のようにASPDが短縮されていきます。
最後に小数点以下の端数が切り捨てられます。
・Aspd短縮率1 = (1 - スピポ系効果 - クイッケン系効果)
・Aspd短縮率2 = (1 - Aspd上昇装備・カード効果総和)
・最終Aspd = 200 - ((200 - 補正なしAspd) * Aspd短縮率1 - エイシル効果) * Aspd短縮率2
+ 装備によるAspd固定上昇
◆ズレるケース
上記の式で計算したASPDと、実測ASPDがズレるケースを
次の記事で紹介しています。
計算ASPDと実測ASPDがズレるとき(データ紹介のみ)
STR依存武器(通常・二刀)のASPDズレ/データ(三次職スキル調整テスト番外編)
◆新ASPD計算式
このズレが非常にやっかいで、計算と実測がぴったり一致する式がなかなか見つかりません。
私は計算が苦手な子なので、データだけ採って放り投げていたんですが、
XeさんがSNS日記で、高精度かつ綺麗な形の計算式を導かれていました。
新DEF計算式も算出された神は、やはりすごかった。
Aspd = 基本Aspd + Sqrt( Agi * (10 + 10 / 111) + Dex * 9 / 49)
■Dex武器のAspd式(R化後 最新)
Aspd = 基本Aspd + Sqrt( Agi * (10 - 1 / 400) + Dex * 9 / 49)
■二刀武器のAspd式(R化後 最新)
Aspd = 基本Aspd + Sqrt( Agi * (10 - 1 / 400) + Dex * 9 / 49) * 1.05
二刀基本Aspd = 右手武器基本Aspd + (左手武器基本Aspd - 194) / 4
盾補正やAspdペナルティ・スキル・ポーション類による効果もあるのですが省略。
最後に端数切捨てを行い、整数値とします。
◆対応状況など
この新計算式は2012/02/10付でROラトリオさんにも反映されており、
ASPDを高精度にシミュレートできるようになりました。
ROラトリオさん ASPD ずれ投稿
Wiki等にはまだ旧計算式が記載されています。
R化から時間が経過しており、旧計算式が浸透していることもあって、
新計算式を周知しないと書き換えられない部分もあるかもしれません。
辺鄙なブログですが、新計算式の周知の一助となれば幸いです。